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ミラスタ!とは
みらいのスタンダート」
の略語です。

インクルーシブな社会が未来のスタンダードになるよう、小さな事からコツコツと楽しみながら活動しています。

ミラスタ!のはじまり

子どもたちが同じ療育園に通う母親たちの、いつもの会話がはじまりでした。この療育園は長年、インクルーシブ保育を実践されています。ある時、「東京にインクルーシブ公園ができる!」と言う事を知り、みんなで話をしていました。インクルーシブのステキな環境を肌で感じていた私たちは、『インクルーシブ』+『公園』と聞いてとてもワクワクしました。そんな楽しそうな場所が自分たちの住んでいる京都にも欲しい‼︎と思いました。

sun in mirasta! クロ.png

ミラスタ!のこれまで

2020年3月

公園を担当している部署にインクルーシブ公園の提案をしました。突然の事にも関わらず、お話を聞いていただくことができ、また今後の活動のヒントになるご意見もいただきました。

2020年3月

「府立木津川運動公園(北側地区)の整備のための府民のアイデア募集」に応募し、インクルーシブ公園の提案をしました。

2020年12月12日

「ミラスタ!つながる”こうえん”プロジェクト」を設立。

2021年1月

「府立木津川運動公園(北側地区)の基本計画(中間案)に対する意見募集」に応募しました。

2021年3月

府立木津川運動公園(北側地区)の基本計画にインクルーシブの考えが取り入れられる。

2021年4月4日

インクルーシブ公園についてのオンラインイベントを開催しました。

公園のおはなし

インクルーシブ公園で遊んでみたい!と思うのですが、関西には今、「インクルーシブ公園」と言われる公園はほとんどありません。入り口などがバリアフリーの公園はどんどん増えてきていると思います。ユニバーサルデザインの遊具がある公園も探せばあると思います。ただ、遠くの公園に時間とお金をかけて行くのではなく、みんなの家の近くの公園がインクルーシブ公園になる事が理想です。

▼泉南りんくう公園の看板

リスクとハザード

障がいのある子どもが現状では遊びにくくなっています。しかし、障がいのない子どもにとっても今、遊びの場所や種類がどんどん減ってる気がします。この看板を見て激しく共感しました。「危険=禁止、撤去」では、公園はどんどんおもしろくなくなっていきます。みんなにとっての近所の公園がいろんなカラーのある公園だったら、そこにはたくさんの人が集まって、いろんな人がいて、おもしろいと思います。どんな公園がおもしろいのか!?子どもから大人までいろんな人と一緒に公園について遊びながら考える事ができればいいなと思っています。

▼淡路島 国営明石海峡公園

ユニバーサルデザインの遊具

この公園はユニバーサルデザインの大きな遊具や高さのある砂場、音の鳴る遊具(行った時は鳴りませんでしたが…)などがあっておもしろかったです。お金と時間はかかりました。普段遊具の中には入れない車椅子の子どもたちでも遊具の中に入って、おともだちやきょうだいと同じ目線で遊べるのがすごくいいです!このように、ユニバーサルデザインの遊具があれば、今まで公園に行きにくかった子どもたちも新しい体験をする事ができます。一方で、発達障がいのある子どもたちは、現状の公園の遊具で遊べることが多いです。しかし、そこには目には見えない、本人や家族の困りごとがあります。遊具を整備するだけではみんなが楽しめるインクルーシブ公園にはなりません。困りごとも様々です。誰にとっても楽しめる公園を考える事は簡単な事ではありませんが、まずは、自分の事を知ってもらい、まわりの事を知って行く事が大事だと思います。公園がたくさんのつながりを作って、お互いを自然に理解し合えるような場所になればいいなと思います。

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