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インクルーシブとは?
インクルーシブ(inclusive)には「包み込む」などの意味があります。
インクルーシブの名詞形はインクルージョン(inclusion)です。
インクルージョンの反対語はエクスクルージョン(exclusion)=「排除」です。
つまり、「インクルーシブ」はどんな人も排除しない、仲間はずれにしないといった意味があります。
一見するとインクルーシブのようにも思える「統合」(integration)があります。
これは場所は同じですが、その中でグループ分けをされ関わりがなかったり充分な支援が受けれない事があります。
そしてもう一つ、「分離」(segregation)があります。これはそもそも場所が分けられています。
支援を受けやすいですが、いろんな人との関わりがありません。
インクルーシブ(inclusion)
みんなが同じ空間の中で、それぞれに必要な支援があり、それぞれが楽しい。そして、お互いの違いも認め合っている。
排除
(exclusion)
支援がない。
統合
(integration)
場所は同じだが、必要な支援を受けにくい。
分離
(segregation)
支援が必要な人が分けられている。
いろんな人との関わりがない。
インクルーシブな環境では、いろんな人との関わりがあります。
いろんな人がいる事が当たり前で、誰も特別ではありません。
それぞれの違いを自然に受け入れ、認め合える豊かな心が育ちます。
幼い頃からみんながその様な環境で過ごすと、その子供たちが
大きくなった時にはみんなに優しい社会になると思います。
インクルーシブな環境での子どもたちの様子
コミュニケーションの方法は1つではない
言葉での会話が難しい子には、まわりのお友達はその子の気持ちに寄り添って、想像を膨らませていろんな質問をなげかけます。その質問に対してに、目線や表情、仕草で返事をしてコミュニケーションをとります。
内緒話もできるよ
手話やサインでコミュニケーションをとる子がいれば、まわりのお友だちも覚えてお話をします。言葉以外にも新しいコミュニケーションの方法がある事を発見‼︎
お互いに支え合っている
発達障がいのある子が、肢体不自由の子のバギーを押してあげる。障がいのある子どもが一方的に助けてもらうばっかりではない。お互いに自然に支え合っています。
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