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2025 活動報告

  • 執筆者の写真: mirasta2020
    mirasta2020
  • 2025年12月30日
  • 読了時間: 7分

今年も太陽が丘さんの全面協力のおかげで、みんなで楽しめるイベントを開催することができました。私たちは、イベントを一つずつ実施して終わり...ではなく、その中身をじっくり見つめながら、いろんな立場・いろんな角度で “どう育てていくか” を大切にしています。

毎回のイベントには、経験やチャレンジ、環境が変わることで見えてくる 新しい当たり前 や特別な瞬間があります。そうした積み重ねを通して、少しずつ選択肢や機会が広がっていけばいいなと思っています。

そして、この活動は運営だけでつくるものではなく、参加してくださる皆さんと一緒に“遊びながら考えていく”ことで育っていくものです。


少し長いですが、よかったら中身をのぞいてみてください。

読んで、感じて、巻き込まれて、一緒に育てていってもらえたら嬉しいです。



▼目次



真夏のアイススケート


8月22日、木下アカデミー京都アイスアリーナにて、真夏のアイススケートイベントを実施しました。真夏の暑さを忘れるようなひんやり空間で、みんな思いきり楽しむことができました。

今回は、特別にバギーや車いすのままリンクに入れる環境を整えていただき、普段なかなか体験できないスケートを楽しむことができました。バギーや車いすの子どもたちは少し寒かったかもしれませんが、バギーや車いすが支えになることで押す側の方も滑りやすくなり、普段は介助する立場の人が氷の上では逆に支えてもらうような、やさしい役割の入れ替わりが見られました。


ご家族での参加、事業所のみなさんでの参加、京都市外からのお申込みもありました。また、今回は参加できなかった方からも「次は参加したい」「また開催してほしい」という声をいただき、普段なかなか経験できないことにチャレンジしたい方が多いことを改めて感じました。


イベントのはじめにはスケート教室を開いていただき、初心者の方も安心して楽しむことができました。


「子どもが楽しめるかな」「手袋をはめられるかな」「靴は履けるかな」など、来る前は不安があった方も、実際にリンクに立つと「意外とできた」「思った以上に楽しめた」 という嬉しい声が寄せられました。


今回のイベントは、まずはやってみる・経験してみるという環境を整えていただけたこと、そして参加者のみなさんがその一歩を踏み出してくださったことで、良い経験と楽しさにつながりました。

子どもたちは、こうした経験の中から自分の好きなことを見つけたり、成長していくのではないでしょうか。

こうした光景が特別ではなく、当たり前に広がっていくことを願っています。



▲バギーの子は少し寒い?写真奥には半そでの方も⁈
▲バギーの子は少し寒い?写真奥には半そでの方も⁈
▲京都宇治シンクロナイズドスケーティングチームによる華麗なデモンストレーション
▲京都宇治シンクロナイズドスケーティングチームによる華麗なデモンストレーション

定期的な『インクルーシブDAY』の開催スタート


今年は各イベントに合わせて、定期的な「インクルーシブDAY」の開催をスタートし、第3回まで実施しました。今後、第4回・第5回も予定しています。


京都府と公園公社では、山城総合運動公園(太陽が丘)の芝生広場および公園センターを、すべての人が安心して「遊びたい!」と思える場=インクルーシブエリアと位置づけ、遊具の整備誰もが安心して利用できる運営体制づくりに取り組んでいます。

その一環として、誰もが参加できるインクルーシブな遊びの場について、皆さんと一緒に考えるきっかけとなるイベント「インクルーシブDAY」を開催しています。

既存のインクルーシブ遊具に加え、イベント時には追加の遊具やしゃぼん玉、大学生サポーターによる遊び体験などを準備し、「えらべる遊びの実験中」といった場所になっています。

障害のある子もない子も、その家族も、公園管理者、大学、学生さん、遊具メーカーさん、保育士さんなど…

いろんな人と一緒に、これからの公園について話しながら遊んでいます。


ぜひ皆さまも遊びに来てくださいね。


▲バギーのまま遊べる遊具(仮設)で、遊びながら研究中
▲バギーのまま遊べる遊具(仮設)で、遊びながら研究中
▲ベットジャンパーとモップス
▲ベットジャンパーとモップス
▲関西万博でも展示された「coro(ころ)ちゃん」ゆっくり動き、近づくと離れるので、なかなか乗り込めないご様子(笑)/寝っ転がって乗り、空を見上げると最高でした!夜は星空も!!
▲関西万博でも展示された「coro(ころ)ちゃん」ゆっくり動き、近づくと離れるので、なかなか乗り込めないご様子(笑)/寝っ転がって乗り、空を見上げると最高でした!夜は星空も!!
▲おいしいパンの販売もありました。
▲おいしいパンの販売もありました。
▲京都産業大学、伊藤研究室の学生さんによるプロトタイプをいくつか設置。多様な子どもたち目線ではどこにどのような興味が向くのか?などいろんな立場・いろんな角度から考え中。
▲京都産業大学、伊藤研究室の学生さんによるプロトタイプをいくつか設置。多様な子どもたち目線ではどこにどのような興味が向くのか?などいろんな立場・いろんな角度から考え中。
▲インクルーシブDAYにはあそびのおにいさん⁈が登場し、おとなもこどもも一緒にあそんでいます!
▲インクルーシブDAYにはあそびのおにいさん⁈が登場し、おとなもこどもも一緒にあそんでいます!

パークシネマ2025


11月1日、

今年で3年目となるパークシネマを開催しました。

上映作品は『怪盗グルーのミニオン超変身』


天候にも恵まれ、会場にはゆったりとした穏やかな時間が流れていました。

インクルーシブDAYも同時開催し、例年通りキッチンカーの食事形態(ミキサー食・刻み食など)に対応したブースを設置。さらに今年は、広めの排泄介助/着替えスペースも用意しました。


イベントを通して、「こんな環境があればいいよね」「こういうの助かるよね」といった声も多く、次のイベントづくりに生かしていきたいと思っています。


京都市・市民対話会議に参加


12/21(日)、

松井京都市長との【市民対話会議】に参加させていただきました。

公園愛護協力会の方、公園でイベントをされている方、Park-UP事業のサポート団体の方など、公園に関わる多様な皆さんの中に、ミラスタ!もご一緒させていただきました。


テーマは「使いやすく・ひらかれた公園」

会場は船岡山公園で、ここでは毎月第3日曜日に「オープンパーク」が開催されています。


私は、末っ子の子育てを通して、公園で遊ぶという当たり前の経験に“バリア”があることに気づいたこと、療育園で経験したインクルーシブな環境の素晴らしさ、それを広げたいという思い、子ども同士の垣根のない関わりから大人も子どもも学ぶことが多いことなどをお話ししました。

障害は誰にとっても身近で当たり前のものなのに、子どもが多くの時間を過ごす「学校」や「公園」で、障害のある子とない子が自然に交わる機会はまだまだ少ないこと。だからこそ、公園を活用し、福祉と教育が連携して、日常の中で「インクルーシブ」を実践できる環境をつくりたい——そんな思いを共有させていただきました。


大雨ではありましたが、素晴らしい機会に参加でき、新しいつながりも生まれ、本当にありがたい時間でした。

Park-UP事業とは?

京都市が進める取り組みで、地域が主体となって公園を柔軟に管理・運営し、その取り組みを民間企業など多様なサポート団体が支えることで、公園の魅力向上をめざす事業です。 公園を中心に地域コミュニティを活性化し、地域の課題解決や価値向上にもつなげていくことを目的としています。

京都市:Park-UP事業~地域主体の公園の管理運営~



ミラスタ!の活動動画が公開されました


ミラスタ!の活動をまとめたYouTube動画が公開されています。動画では、療育園での出会い、太陽が丘の皆さん、京都産業大学の伊藤先生と学生さん、Fab Cafe Kyotoさん、遊具メーカーさんなど、たくさんの方々と一緒に公園づくりやイベントを考え、育てていく様子をご覧いただけます。


パークシネマのはじまりも、 「障害のある子どもたちって普通に映画館に行ったりするのかな?」 という、ふとした想いを太陽が丘さんに伝えたことから始まりました。

障害のある人の“ための”イベントではなく、 「楽しいイベントに行ったら、いろんな人が当たり前にいる環境」 そんな場づくりを目指しています。


支援学校や地域の学校での子どもたちの様子も動画に含まれています。公園をスタートに、学校や地域へ「インクルーシブ」が広がっていくことを願っています。



【制作著作】株式会社ZTV/東京ケーブルネットワーク



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


今年もたくさんの方に関わっていただきながら、いろんなイベントを一緒につくり、育ててくることができました。

ミラスタ!の活動は、特別な誰かのためだけのものではなく、

「楽しい場所に行ったら、いろんな人が当たり前にいる」

そんな環境を少しずつ広げていくための、小さな実験の積み重ねだと思っています。

イベントごとに見えてくる気づきや、参加してくださった皆さんの声、

その一つひとつが次の活動のヒントになり、また新しい“当たり前”をつくる力になります。

これからも、遊びながら、話しながら、試しながら、

みんなで一緒に育てていけたら嬉しいです。

来年もどうぞよろしくお願いします。



 
 
 

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